良い睡眠をとるには・・・
良い眠りが得られている状態は・・・
「朝起きた時、熟睡感があること。そして昼間大きな支障がなくかつどうできること」です。
〇 したがって「1日〇時間眠りましょう」ではなく、
個人差があるのです。
〇 しかし、
最低6時間の睡眠は必要で、人間の身体は体調を維持することができない仕組みになっています。
睡眠物質のもとになる食材を食べよう
〇 人間が眠くなるのは、① 疲れたら眠くなるという
ホメオスタシスと言うメカニズムと、② 人間が本来備えている
体内時計と言うメカニズムが作用するからです。
〇 それぞれが、状況に応じてお互い関連しながら作用し、眠りのタイミングをコントロールし、眠りの質や量をコントロールしています。
トリプトファンは、体内時計に関わります
〇 トリプトファンは、
必須アミノ酸の一種で体内で合成できないため食事からとりいれるしかありません。
〇 体内時計には夜暗くなるとメラトニンを分泌し、眠気を誘発するメカニズムがあります。
〇 このメラトニンは、トリプトファンから作られるのです。
そのプロセスは・・・
① 体内に張り巡らされた血管を経由して、筋肉をはじめとした各器官にトリプトファンが取り込まれます。
② また、脳の松果体ではトリプトファンからセロトニンを経由してメラトニンが作られます。
このプロセスには、
朝は目から入る太陽の光の刺激が大きく影響しています。
〇 朝食でトリプトファンをどれだけ摂ったかによって、寝つきの良し悪しの変化があります。
〇 トリプトファンの摂取量が少ないと寝付きや寝起きが悪くなる傾向にあることが明らかになりました。
トリプトファンを多く含む食品
〇 ヨーグルトやチーズ、牛乳などの乳製品、豆類、納豆や豆腐、豆乳などの大豆加工品、魚類、肉類、卵などがあります。
〇 トリプトファンは、体内でセロトニンに変換された後、睡眠を促すメラトニンになります。
そのため、
朝食で摂るのが効果的です。
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