ビタミンE

藤五朗

2012年10月05日 18:00

店の入口で青く可憐な花をつけている、「アメリカンブルー」です。

元気いっぱいに沢山の手を伸ばし、その先に花をつけて楽しませてくれています。手前は、白の日々草です。





今日は、栄養素の中でよく出てきている「ビタミンE」について勉強しました。

ビタミンE 「細胞の老化を防ぐ」

特徴

細胞膜に溶け込んで、細胞の酸化を防ぎます。

抗酸化ビタミンのひとつで、生活習慣病予防に役立ちます。


細胞膜には不飽和脂肪酸が多く含まれていますが、酸化されやすいのが欠点です。

活性酸素によって酸化されると過酸化脂質になります。

連鎖的に細胞を傷つけて、老化を促進してしまいます。


ビタミンEは、強い抗酸化作用で過酸化脂質の生成を抑制します。

ビタミンEは、血液中のLDL(悪玉コレステロール)に対しても強い抗酸化力を発揮して、動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などの予防に役立ちます。

ビタミンC、βカロテンと一緒に摂ると抗酸化作用が高まります。

目安量

ビタミンEは、脂溶性ビタミンですが、健康な人であれば取り過ぎの心配はありません。ただし、サプリメントの場合は適量を守ることが大切です。

ビタミンEが不足すると、未熟児や乳幼児では溶血性貧血を起こす場合があるようです。
また、神経障害や無気力、不妊などの原因にもなるようです。

ビタミンEを多く含む食材

ひまわり油(植物油)、アーモンド、落花生、かぼちゃ、すじこ、たらこ、など

ビタミンEは、乳製品と一緒に摂ると吸収率がアップし、ビタミンC、βカロテン、ビタミンB2と一緒に摂ると更に抗酸化作用が高まります。

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