アンチエイジング③
老化のメカニズム
老化とは一体なんでしょう?
〇 若い頃のように徹夜仕事など頑張りがきかない。
〇 身体のあちこちに痛みやコリがある。
〇 目が悪くなった、耳が遠くなった。
〇 顔にはシミやシワが増え、白髪が増え背中が丸くなった。
など、これまでは仕方のないことと受け入れざるを得なかったでしょう。
しかし、
アンチエイジングの専門医は、肉体や精神の衰え、機能の低下をもたらす老化は明らかに病理学的に
退行性病変としてとらえています。
すなはち、
代謝不全、機能不全といった病態の一つであると考えて、老化は病気の一種として治療の対象と判断しているようです。
老化のメカニズムの様々な説
消耗説
体内器官や細胞が消耗していくために老化する。脂肪、ニコチン、アルコールや紫外線の影響で体が蝕まれていくという説
神経内分泌説
年齢とともにホルモンが低下することから老化が進む。ホルモン分泌量が減ると自己治癒力や自己調整機能が衰えろ老化するばかりか、糖尿病や心臓病など重篤な病気をもたらすこともあるという説
遺伝子支配説
DANに寿命がプログラミングされているとされる。ただし、成長の過程の環境に影響を受ける。加齢とともにDNAが損傷して遺伝子がうまくコピーされなくなり老化を促進するという説
フリーラジカル説
細胞やDNAを錆びさせる活性酸素などのフリーラジカルが原因。呼吸やタバコ、アルコール、ストレスなどからフリーラジカルは生まれる。フリーラジカルは分子の中に対になっていない電子が含まれており物質を酸化させダメージを与えると言う説
老化のテロメア
DNAの末端から延びている一連の核酸(テロメア)が短くなると細胞分裂ができなくなる。これが、老化の原因とされる説
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