疲れにくい身体作りの食べ方

藤五朗

2013年08月16日 17:38



7月20日に紹介した「オジギソウ」です。
1ヶ月でこんなに大きくなりました。50cm以上になり添木がないと倒れてしまいます。

お盆で、肉体疲労が溜まっていませんか?

疲労を起こす物質はまだ確定されていません。

乳酸という物質が溜まるからだといわれてきましたが、乳酸は悪者でもなく、疲労の原因でもないようです。

もし疲労感がなくなると、私たちは仕事や活動や運動を長時間続けてしまい、壊れた細胞や消耗したエネルギーを元にに戻せなくなる可能性があるのです。

疲労感は私たちの再生をリセットし、健康を維持してくれる大切なシグナルであるようです。

肝臓が元気なことが大切

〇 活動の元となるエネルギーが途絶えることなくスムーズに供給されるためには、肝臓が充分機能していなければなりません。

〇 ここに食べた栄養素がすべて集まり、エネルギーが作られたり、たんぱく質が作られたり、細胞に必要な成分が作られ、これらは血液中へ放出され、それぞれ必要な臓器へと配分されます。

肝臓を傷める成分は・・・

〇 アルコール、たばこ、ある種の薬剤などです。

〇 肝臓が悪い方は、体力がなく、強い労働や運動など無理はできません。

しっかり肝臓が働けるように、三大栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂肪)をバランスよく適量摂らなければなりません。

〇 三大栄養素のバランスは、カロリー比で、炭水化物 60、たんぱく質 15、脂肪 25 ぐらいが目安です。

〇 偏った食事は、肝臓がスムーズに働かず、エネルギーが効率よく作られなくなる場合があります。

〇 炭水化物や脂肪に偏ると、脂肪ばかりが肝臓に溜まり(脂肪肝)、肝臓の機能が衰えてきます。

三大栄養素をバランスよく摂った後は・・・

〇 肝臓が効率よく働くためにビタミンやミネラル類が必要となります。

〇 ビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、葉酸など)はエネルギー合成をサポートする酵素の必須成分です。

〇 ビタミンB群は、野菜よりも豆類や魚類、肉類、卵、乳製品に多く含まれています。

持久力を高め疲労回復を

血液中のヘモグロビンは、酸素を細胞へ運んでくれる成分です。

効率よく酸素が運ばれ、細胞でのエネルギーの産生を高めます。

〇 ヘモグロビンを増やすためには、食事からの鉄分と良質のたんぱく質が必要となります。

〇 たとえ、野菜に鉄分が多くても、吸収されにくいため動物性食品から摂るのが賢明です。

〇 同時に、良質のたんぱく質も摂れます。

〇 赤身の肉や魚の血合いの部分に鉄分は多く含まれます。

〇 野菜のビタミンCは、鉄分の吸収を高めてくれます。

〇 また、血液循環を高めなくてはなりません。入浴やマッサージ、軽いストレッチも効果的です。

次に疲労でできた活性酸素を除かなければなりません

〇 ビタミンE、C、カロテン、ポリフェノール類、フラボノイド類です。

〇 具体的には・・・

  アントシアニンレッドキャベツ、レッドオニオン、ブドウ、紫サツマイモ、など

  カテキン茶、柿、桃、りんご、ブドウなど

  イソフラボン大豆

  フラボン春菊、ピーマン、セロリなど

  その他トマト、ソラマメ、柑橘類、ブロッコリー、アーモンドなど

疲労回復には、抗酸化作用のある野菜、果物もお勧めです。











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