太り過ぎにならない食べ方

藤五朗

2013年08月14日 18:02

お盆休みで、身体を動かさないで、食べたり飲んだりしていませんか?

太る原因には、大きく分けて二つあります。

① 使うエネルギーより多い食事量を食べてしまう。

② 使うエネルギーと食べるエネルギーのバランスはとれているが、体脂肪として溜まりやすい。

また、精神的ストレスが溜まってくると、食べることによりストレスを解消しようと、必要なカロリーを超えて食べてしまいがちです。

〇 もともと動物には、必要カロリー分だけを過不足なく誤差もなく確保できるよう、脳の摂食中枢が働いています。

〇 大脳の下にある視床下部というところで、生命維持のための食事量や飲水量、体温、ホルモンなどを調整しています。

しかし、ヒトの大脳はとても大きく発達していますので、ストレスを感じやすく、一方で「おいしそう・・・」「残したらもったいない・・・」などと、つい満腹でも食べ過ぎてしまうのです。

このちょっと余分に食べるカロリー量は、1回あたりではさほど多い量ではないのですが、積もり積もって、とんでもないカロリー量になります。

運動不足のせいで、消費カロリーは減少していますから、食べ過ぎるカロリー量の影響は大きくなります。そこのあなたですよ!

体脂肪として溜まりやすい場合は、エネルギー代謝が上手くいっていないせいです。

〇 偏った食事、例えば糖質ばかり食べていると、脂肪ばかりが作られてしまう脂肪肝のように、栄養素の代謝が脂肪の合成に偏ってしまうことがあります。

〇 あるいは、栄養代謝に関係するホルモン分泌に異常がある場合です。

このように、栄養の代謝に問題がある場合は、栄養や医療の専門家に相談されるのが良いでしょう。

体脂肪を効率よく落とす

〇 1日の消費カロリー以上の、カロリーを摂取すれば、必ず太ります。ですから、ウォーキングなどの運動を組み合わせることをお勧めします。

〇 ゆっくりのウォーキングより、速歩にすれば、効率よく体脂肪を落とせます。

〇 また、ご飯で摂取カロリーを落とすより、間食やアルコール、甘い飲み物、油料理を減らせば、大きくカロリー低下できます。

カルシウムとビタミンDは体脂肪の燃焼を助ける

〇 カルシウムは牛乳から摂る方が効率が良いので、低脂肪乳を200ml以上、夕食前に飲むと体脂肪の減少によるダイエット効果が上がるそうです。

〇 ビタミンDは魚を週に2~3回は食べ、屋外で活動し、間接光(1日に30分くらい)で、ビタミンDを合成させましょう。

ビタミンDしらす干し、焼き鮭、まぐろ赤身、カツオ刺身、いわし、サバ、サンマ(缶詰でも可)、干し椎茸、まいたけ、エノキタケ、など。

また、食物繊維は、余分なコレステロールを排出する働きがあります。

カプサイチンは、トウガラシの辛み成分で、脂肪を燃えやすくします。

ビタミンB群は、糖や脂肪の代謝を助けます。(海藻類、納豆、きのこ類、豆類、ジャガイモ、モロヘイヤなど)




関連記事