長寿遺伝子を起動!

藤五朗

2013年07月20日 17:19

最近、我が家にやってきた「オジギソウ」(ねむの木?)です。

これまでに、2回チャレンジしました、今回はなんとか育ってくれて、日々新しい葉をつけてくれています。



長寿遺伝子を活発に働かせるには

老化を抑えてくれる遺伝子も発見されています。

サーチュインという遺伝子を活発に働かせることで寿命を延ばせるそうです。

では、この長寿遺伝子を活発に働かせるにはどうすれば良いのでしょう。

① まず、食べるカロリー量を少なくすることです。食事制限(腹七~八分目)は、サーチュイン遺伝子を活性化させるようです。

② 赤ワインに含まれるポリフェノールのなかにレスペラトロールという成分が含まれており、これがサーチュインを活性化させてくれるようです。

③ さらに、運動によりサーチュイン遺伝子が活性化されることも分かってきたようです。

遺伝子のテロメアが短くなり、老化が始まる

テロメア  遺伝子の寿命を決めるもの

〇 細胞分裂は繰り返され、常に新しい細胞になり身体の組織や臓器がいつも若々しく健康な状態に保たれています。

〇 しかし、細胞分裂が繰り返されるうちに、遺伝子の先端にあるテロメアが短くなっていくのです。

〇 若い人のテロメアは、高齢者の1.5倍と長いのですが、細胞分裂を繰り返す度に、テロメアは切れて短くなり、最後には細胞分裂しなくなり、老化が始まると考えられています。

〇 血管が損傷を受けたり、修復を繰り返していると、テロメアはどんどん短くなります。

〇 その結果、細胞分裂しにくくなり、修復不全となって、動脈硬化が進むとも考えられています。

〇 また、血中の酸素濃度の高い環境では、活性酸素にさらされているため、テロメアは急速に短くなることも観察されているようです。

〇 他方、何回細胞分裂をしてもテロメアが短くならない細胞もあります。精子などを作る生殖細胞とガン細胞です。

〇 これらの細胞には、テロメアーゼというテロメアを新たに作る酵素があるからです。

 若く見える人は肉体的な老化が遅れており、運動能力や記憶力も優れているようです。

 テロメアを長く保つためには、高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性胃炎、脂肪肝などをきちんと治療しておく必要があるようです。

 見た目の若さに影響するのは、たばこや精神的ストレス、肥満、脳卒中や心血管系の既往症、独身、社会的地位などだそうです。

 精神的に満たされ、ストレスが少ないとテロメアを長く保ち、遺伝子レベルにも影響を与えるようです。


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