2013年05月07日
ジャガイモ&玉ねぎ
スーパーでは、「新ジャガイモ・新玉ねぎ」という文字を盛んに見かけます。
私は、昨日の「アサリ」を、ニンニクとオリーブオイルでワイン蒸しにして、そこに茹でたジャガイモを入れ、コショウを加えて「アサリ、ジャガ炒め」をよく作ります。塩味は、アサリが十分含んでいるので不要です。
ということで、今日は「ジャガイモ」と「玉ねぎ」です。
ジャガイモ
健胃・利尿・消炎の各作用
〇 芋類の主成分は糖質ですが、カリウムとビタミンCが多いのが特徴です。
〇 カリウムは、利尿作用と余分な塩分を尿に排出する働きがあり、血圧の上昇や体のむくみを防いでくれます。
〇 ビタミンCは加熱で壊されやすいのですが、澱粉で包むことで安定した形で摂ることができます。
〇 更に、ビタミンB1なども含むのでコラーゲンを生成して皮膚や血管を強くしたり抗酸化や免疫力を高めたりしてくれます。
〇 カロリーは、サツマイモの半分しかありませんが、茹でたものと揚げたものでは7倍もの違いがでます。
保存する場合は、リンゴと一緒にしておくと、エチレンが発芽を抑えてくれます。
玉ねぎ
抗菌・強壮・鎮静の各作用
〇 玉ねぎの刺激成分はネギ類に特有のアリル硫化物です。
〇 これは、消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにしたり、ビタミンB1と結合して吸収を助けるので、玉ねぎの生食は疲労回復に役立ちます。
生食するときは、薄くスライスして15分ほど空気中に放置しておくと成分が多くなります。また、長時間水にさらすと、水溶性のビタミン類が流出するので流水で水洗い程度がよいでしょう。
玉ねぎを栄養面からみると
〇 カルシウム、リンのほか、少量のビタミンA、B1、B2、Cなどを含む程度です。
〇 主役は硫化アリルでビタミンB1と結合して、アリチアミンという形になります。
〇 アリチアミンは、血中に長くとどまり、多様なビタミンB1の効果を持続します。
〇 更に硫化アリルは、血中脂肪を燃焼して、血液をサラサラ、動脈硬化、高血圧、糖尿病、脳血栓などを予防します。
硫化アリルは加熱すると糖度の高いプロメルビルカプタンに変化するので、サラサラ効果を期待するなら、生食がお勧めです。
〇 もう一つ、玉ねぎの薬効で見逃せないのが、薄茶色の外皮の成分です。
これには、ポリフェノールの1種であるケルセチンやルチンが含まれており、毛細血管を丈夫にしたり、強力な利尿作用があります。
外皮5~10gを500ccの水で半分の量になるまで煎じて、数回分服し続けると、腎性高血圧にも効果があると言われています。

私は、昨日の「アサリ」を、ニンニクとオリーブオイルでワイン蒸しにして、そこに茹でたジャガイモを入れ、コショウを加えて「アサリ、ジャガ炒め」をよく作ります。塩味は、アサリが十分含んでいるので不要です。
ということで、今日は「ジャガイモ」と「玉ねぎ」です。
ジャガイモ

〇 芋類の主成分は糖質ですが、カリウムとビタミンCが多いのが特徴です。
〇 カリウムは、利尿作用と余分な塩分を尿に排出する働きがあり、血圧の上昇や体のむくみを防いでくれます。
〇 ビタミンCは加熱で壊されやすいのですが、澱粉で包むことで安定した形で摂ることができます。
〇 更に、ビタミンB1なども含むのでコラーゲンを生成して皮膚や血管を強くしたり抗酸化や免疫力を高めたりしてくれます。
〇 カロリーは、サツマイモの半分しかありませんが、茹でたものと揚げたものでは7倍もの違いがでます。

玉ねぎ

〇 玉ねぎの刺激成分はネギ類に特有のアリル硫化物です。
〇 これは、消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにしたり、ビタミンB1と結合して吸収を助けるので、玉ねぎの生食は疲労回復に役立ちます。

玉ねぎを栄養面からみると
〇 カルシウム、リンのほか、少量のビタミンA、B1、B2、Cなどを含む程度です。
〇 主役は硫化アリルでビタミンB1と結合して、アリチアミンという形になります。
〇 アリチアミンは、血中に長くとどまり、多様なビタミンB1の効果を持続します。
〇 更に硫化アリルは、血中脂肪を燃焼して、血液をサラサラ、動脈硬化、高血圧、糖尿病、脳血栓などを予防します。

〇 もう一つ、玉ねぎの薬効で見逃せないのが、薄茶色の外皮の成分です。
これには、ポリフェノールの1種であるケルセチンやルチンが含まれており、毛細血管を丈夫にしたり、強力な利尿作用があります。

Posted by 藤五朗 at 15:08│Comments(0)
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