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藤五朗
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Posted by おてもやん at

2013年07月05日

筋肉と血液循環

腕や足の筋肉が血液循環を支えている

→ 加齢による筋力低下は避けられない?

筋肉の働きが血液循環に大きく関係することは、これまでに何度も勉強しました。エヘッ

関節も関わっていますが、主役は筋肉です。

腕や足の筋力は、何もしなければ、加齢とともに低下します。

〇 腕の筋力が低下すると、握れない、つかめない、持てない、抱けない、運べないとなります。

〇 両足の筋力が低下すると、立てない、歩けない、走れない、蹴れない、ジャンプできないとなります。

〇 その結果、全身の血液循環が低下し、血管も弱くなります。

〇 腕や足は筋力の出発点でもあり、出口でもあるので、そこの筋力が衰えると、それ以上、力を出すことができません。

足の筋力低下がもたらすもの

筋力が低下して血液循環がスムーズに働かなくなると・・・

〇 知覚系や運動系の情報や指令が届きにくくなります。そのため、力が抜けたようになります。

〇 関節は筋肉に囲まれているため、その働きも悪くなります。関節が働くには、どうしても筋肉の力が必要なのです。

〇 さらに、下肢には沢山の血液が貯蔵されています。また、大量の血液を心臓に戻す重要な役割があります。

〇 血液は全身の組織に酸素や栄養分を運び入れ、老廃物を運び出す重要な「運搬トラック」です。

〇 その血液が、下肢に残ったままになれば、血液循環は大幅にダウンし、すべての力が低下します。

血液循環は、生命活動のために、1秒も休むことなく働き続けています。その原動力が腕や足の筋肉です。

筋肉は、鍛えれば鍛えるほど強くなり、年齢が幾つになっても、鍛えることができます。

筋トレをしましょう。グッ  


Posted by 藤五朗 at 16:32Comments(0)血管

2013年07月04日

廃用症候群

今日も、梅雨らしい鬱陶しい天気ですねげんなり

さいわい、早朝は雨に降られなかったので、いつもの江津湖まで歩いてきました。ピッピブー

最近は、ジョギングやマラソンの人たちも増えてきていますが、私は相変わらず「高速ウォーキング」で汗をかいていますグッ

廃用症候群→別名「生活不活発病」

初めて聞く病名です。使わない筋肉や器官が衰えていく、病気のようです。

〇 人間は、健康人であっても使わないと筋肉は委縮し、関節は硬くなります。こうした状態は、意外と早く進行するそうです。

〇 安静による筋肉の低下は、1週目が20%、2週目が40%、3週目で60%にも及ぶそうです。

  それを回復するには、数倍、数10倍の時間を要するようです。

〇 たとえば、1日の安静によって生じた体力低下を回復するには1週間かかり、1週間の安静によって生じた体力低下を回復するには1ヶ月かかるとも言われています。

安静によって生じる臓器や器官の退行性の変化や臨床症状を、「廃用症候群」というそうです。

〇 その被害は筋肉や関節ばかりでなく、運動器障害、循環器障害、呼吸器障害、自律神経障害、精神障害など、全身に及ぶそうです。

廃用症候群の本当の恐ろしさは、動けなくなることだそうです。

〇 人間には、「移動」という本能的な願望があります。移動は、もともとは餌のあるところに行きたいことから始まり、餌がなくなると、変化を求めての移動が始まります。

〇 「廃用症候群」になると、足の筋肉も関節も弱って動かなくなるため、移動ができなくなります。この移動不能は、本能に逆らう行為です。

〇 そうなると、脳内では本能違反がいきりたちます。不安、焦燥、落胆などが入り交じって、血液循環を悪くします。

〇 血液循環が悪くなった筋肉や関節は、酸素不足、栄養不足に陥り、さらに廃用症候群の症状が激しくなって、より大きな苦しみを生み出します。

そうなると、死という終末も見えてきます。

廃用症候群では、脳も体も苦しんで、苦しんみ抜いて死ぬことになるそうです。

そうのようにならないためには、血液循環さえしっかり働いていれば、「廃用症候群」は起こらないようです。

酸素や栄養が豊富にあれば、廃用症候群が起こる条件が揃わないからです。

栄養をしっかり摂り、体を動かして、血液循環を良くしましょう。  


Posted by 藤五朗 at 18:51Comments(0)血管

2013年07月03日

血液循環と記憶力

今日は、梅雨らしく雷雨でしかも激しく振っていますねわー

そんなに激しく降らなくても、って思うのですが、この時期こんな降り方が数回、あるんですね雷雨

記憶力の低下は循環不良から生じる     酸素とブドウ糖があれば脳はご機嫌!

私たちの記憶力は、20歳前後を頂点として、その後は徐々に低下しはじめ、90歳を超えると、5歳の幼児にも劣る記憶量となってしまうそうです。

〇 脳内の血液循環量にとって欠かせない酸素とブドウ糖という重要な要素が含まれています。

〇 脳は、酸欠にきわめて弱い器官です。わずか3分間、酸素を絶たれただけで、脳に回復不能の損傷が残ると言われています。

〇 また、脳は好き嫌いが非常にはっきりとしている器官でもあります。脳のエネルギー源はブドウ糖であり、ブドウ糖以外は全く受け付けません。

記憶力が落ちたら食事を見直そう

〇 酸素とブドウ糖という重要な要素が、血液循環によって脳内に運び入れられています。

〇 血液循環が悪くなると、たちまちこれらの重要な要素が不足します。

〇 脳は大食いの器官です。酸素とブドウ糖が不足すると、記憶力が低下し、生きる意欲も失います。

〇 つまり、記憶力の良し悪しは、血液循環の良し悪しによるのです。

もし、あなたが記憶力の低下を感じたら、血液循環が悪くなっていないかを確認してください。

血液循環のために・・・

★ 規則正しく3度の食事をとる。

★ よく咀嚼して食べる。

この2点を改善するだけでも、血液循環は格段にアップするそうです。  


Posted by 藤五朗 at 16:34Comments(0)血管

2013年07月02日

認知症

昨夜は、久しぶりに夜更かしをしてしまい、先ほどから睡魔の襲撃に耐えているところですアウチ

「認知症」もカテゴリの「予防」にも記載していますので参照してください。

認知症     ”ボケの芽”が育っていませんか?

認知症は、そのものずばり、血液循環が関係する疾患です。

アルツハイマー型認知症中心にを取り上げます。

〇 アルツハイマー型認知症は、症状が現れる約20年前に、脳内に”ボケの芽”といわれるものが生じます。

〇 この芽は、精密検査をしても発見できないくらい小さいものです。

〇 発見されないまま約15年間、成長を続け、その後は何の症状も現れません。

〇 そして、その後の5年間で、「これは怪しいぞ」と言う症状が現れます。

つまり、アルツハイマー型認知症を予防するチャンスは、症状がないままボケの芽が成長を続ける15年間と、その後の5年間の2回あります。

このチャンスは、絶対見逃してはなりません。

それには、血液循環を促進することです。

〇 その方法としては、全身運動もさることながら、もっとも簡単で効果的なのが、よく噛むこと、つまり咀嚼です。

〇 よく噛むと、脳循環は40~50%も増加するという報告があります。

〇 脳循環を促進する薬でも、その効果は平均して30~40%程ですから、咀嚼の威力は凄いものがあります。

〇 脳は1食あたり最低でも1500回の咀嚼を必要とします。

〇 残念なことに、日本は「軟食」の時代で、1食あたりの咀嚼回数はわずかに620回で、とても足りません。

〇 そこでお勧めは、食後にガムをかむことです。ガムの種類によっても違いますが、味がなくなるまで噛むと700~1200回の咀嚼回数になります。食事と合わせれば、何とか1500回を超えます。

では、脳血管型認知症はどうでしょう?

〇 脳血管型認知症は、高血圧や動脈硬化を発症した時点で、ボケの芽が生じるとされています。

〇 この芽は、待ったなしで動きだし、高血圧や動脈硬化が原因で脳梗塞や脳出血が起これば、そのまま、認知症に移行する例が多く見られるようです。

しかし、血管を強くし、血液循環を高めて高血圧や動脈硬化を抑え込めれば、脳梗塞も脳出血も起こらず、脳血管型認知症の発症を防ぐことも可能になるのです。



  


Posted by 藤五朗 at 17:09Comments(0)血管

2013年07月01日

骨粗鬆症

早いもので、今年も半分が終わりましたびっくり
そんな中で、私の周りでもさまざまな病で苦しんでいる友人が数人います。
脳梗塞や咽喉ガン、椎間板ヘルニア、などなど・・・

今更ながら、健康の大切さが身に染みた半年でした。

「骨粗鬆症」は、カテゴリの「予防」にも記載しています。カルシウムは「栄養素」を参照下さい。

骨粗鬆症     カルシウムの補給だけでは治らない

骨粗鬆症とは、骨がスカスカになり、骨の機能を失う病気です。この病気は、痩せた高齢者、特に女性が発症することが多いのが特徴です。

〇 高齢になった時の骨量は、20代で決まります。

〇 20代の頃に十分な骨量があれば問題ありませんが、若い時に無理なダイエットをしたりしていると、老いてから骨痩せになくことになります。

では、骨粗鬆症にならないためには 

〇 カルシウムを豊富に摂るだけでは不十分です。カルシウムを骨に運ぶための、ビタミンDが必要です。

〇 ビタミンD以外には、1日3回、規則正しい食事をすることです。

〇 そして、カルシウムを含む食品と他の食品もバランスよく摂ることです。つまり、偏食しないことです。

骨は鉄筋コンクリートのような構造で、鉄筋に相当するのがたんぱく質、コンクリートに相当するのがカルシウムです。

さらに、日光浴も大切です。ビタミンDを活性化させるために1日に10分~15分程度は日光浴をしたいものです。

もうひとつ、運動をしましょう。運動することで、骨に垂直方向の圧力がかかり、カルシウムを呼び込むとされています。

もちろん、運動によって循環機能が向上する点も見逃せません。

  


Posted by 藤五朗 at 18:41Comments(0)血管

2013年06月29日

「肥満」と「歯周病」

店のヤシの葉が開き始めました。
新芽が出はじめて、約10ヶ月ほどかかりました。

今回も大きな葉で天井を超えてます。



肥満は、以前「予防」のカテゴリの中で紹介していますが、今回は血液循環の観点から勉強します。

肥満     「食本能+飢餓DNA」とのせめぎ合い

人間には、食本能、性本能、群がり本能 という3つの本能があります。 なかでも、食本能は自己防衛につながるため、強烈に働きかけます。

人類の歴史はは飢餓の歴史でもあります。

DNAの中に、「食べ物は無理にでも沢山食べておけ」という指令がかなり強く残っています。

ですから、やはり肥満になるのも無理はありませんが、やはり

「肥満は万病のもと」です

〇 人間の体は大きくなっても心臓はそんなに大きく成長しません。食本能と飢餓のDNAのおかげで、体は心臓の数十倍も成長します。

〇 心臓と体にバランスが取れている間はいいのですが、肥満によってそのバランスが崩れると・・・

〇 小さな心臓ポンプで全身に血液を送り続けることになると、かなり無理がかかります。

〇 その結果が、心臓病の発症です。

〇 しかも、血液循環がスムーズに行かなくなるため、体の各部が酸欠と栄養不足にあえぎ、思いもよらない病気を発症することがあります。

肥満対策は・・・

1に運動、2に減食です。

〇 肥満の方の多くは運動が嫌いです(そこのあなたです!)

   理屈抜きに体を動かす方法を考えなければなりません。

〇 食事については、何を食べるかも大切ですが、どう食べるか も問題です。

〇 先ず、サラダのような低カロリーのものから食べ始めるようにします。

〇 食材はなるべく大量に用意し、出来るだけ大きく切りましょう。

〇 そうすると、食べごたえも噛みごたえもあり、咀嚼回数が増えます。

咀嚼回数からの報告など、脳はいろいろな方向から満腹報告が届くと満足し、食本能に活動停止または抑制の指令を出します。

自分の肥満度を確認して、対策を打ちましょう。

     肥満度の判定基準(BMI)

BMI=体重(Kg) / 身長(m) × 身長(m)

   肥満度         BMI

   低体重        18.5未満

 普通体重      18.5以上  25未満

 肥満(1度)       25以上  30未満

 肥満(2度)       30以上  35未満

 肥満(3度)       35以上  40未満

 肥満(4度)       40以上  


歯周病     動脈硬化も引き起こしかねない

〇 口の中には、さまざまな細菌が存在します。これを「口腔内常在細菌叢」といいます。

〇 この細菌は、悪者ではなく、自分の縄張りを守って悪い細菌の侵入を防いでいるのです。

〇 でも、歯磨きが十分でないなど、口腔内の環境が不衛生になると、常在細菌のバランスが崩れて、悪い細菌が増加します。

〇 血液循環が良好で、免疫力が十分にあれば、こうした細菌は排除されます。

〇 しかし、悪い細菌が増殖を始めると歯肉や歯根の組織内の深くに侵入して、炎症と組織破壊を繰り返します。

〇 この繰り返しが、歯周病を進行させていくのです。

歯周病対策は・・・

1に歯磨き、2に歯磨き、3、4がなくて 5に歯磨きです。

〇 歯の1本1本を丁寧に、しっかりと磨くことが大切です。そのためには、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシなども必要です。

〇 歯磨きのコツは、歯ブラシを強く押し当てすぎないことです。

〇 強く押し当てて磨くと、ブラシの毛先が曲がって、歯と歯の間の溝や歯周ポケットをきれいにすることができないからです。

〇 また、歯ブラシはゆっくりと丁寧に動かしましょう。

〇 さらに、歯肉部位をマッサージします。

   歯周に発生した細菌感染は、循環不良の産物です。歯肉部位のマッサージをすることで循環が改善され、病的細菌が住みにくくなるだけでなく、やがて退散します。

そして、歯磨きの目安は、20分~30分だそうです ひょえー





  


Posted by 藤五朗 at 16:50Comments(0)血管

2013年06月28日

「腎臓病」と「慢性閉塞肺疾患」

昨日、花の苗を買ってきました。
まだ、植え替えはしていないのですが、店先の花たちの役目が終わったようなので、次の花たちの準備です。
梅雨空でも、元気よく咲いてくれる花を見ると、ホッとしますねグッ

今、血液循環と病気の関係を勉強していますが、いかに自分の身体の仕組みを知らないかを思い知らされていますアウチ

腎臓病     気づいたときは手遅れ

〇 腎臓も血管の塊が無数にあります。言い換えれば、腎臓は、全体が血管の塊のような臓器です。

〇 血管には、加齢とともに老いいるという宿命があります。そうした血管が集まる腎臓も非常に老いやすく、人間の体内で最高の老化速度を持っています。

〇 では、なぜ、そんなに多くの血管が腎臓に集まっているかというと、腎臓が血液のろ過装置だからです。

〇 血液循環で回収してきた老廃物を、多くの場合、尿とともに体外に捨てています。この働きをしているのが腎臓です。

〇 腎臓は、体の各部で生じた老廃物と、まだまだ役に立つ物質との仕分けをします。

〇 ですから、腎臓がひとたび病に侵されたら、たちまち不要品が山積みになって、生命活動さえ危うくなります。→ それが、腎不全であり、尿毒症なのです。

腎臓を楽にしましょうエヘッ

〇 腎臓のろ過作業の中で、もっとも苦労するのが塩分です。

〇 塩分は生命活動になくてはならない物質ですが、多すぎると高血圧や老化の誘発物質に変わります。

〇 減塩すれば、塩分の仕分け作業が減るため、腎臓はずいぶん楽になります。

減塩食と日常の運動(小動き)の両方で、血管の1本1本を強くして腎臓を強くしましょう。

腎臓の働き

〇 老廃物の処理 → 血液中の老廃物をろ過し、余分な水分とともに「尿」として排出。

〇 造血ホルモンの分泌 → 赤血球の生産を促す。

〇 ビタミンDの活性化 → カルシウムを骨に沈着させ、骨を強くする。

〇 血圧の調整。

〇 体内の電解質の濃度を一定に保つ。

慢性閉塞性肺疾患     死よりも苦しい病気

〇 血液循環にとって最大の拠点は心臓ですが、もう1つ、拠点として肺も欠かすことができません

〇 肺の役割は、呼吸によって酸素と二酸化炭素を交換し、血液循環を通して、組織や臓器、器官に新鮮な酸素を大量に起こりこむことです。

〇 有害な刺激性の物質を吸い続けていると、肺胞が破壊され、肺胞を取り巻く毛細血管も減るため、酸素と二酸化炭素の交換が困難になります。

  いわゆる、呼吸困難の状態になるのです。

〇 これが、慢性閉塞性肺疾患(別名「たばこ病」)です。

〇 呼吸は、伸びたり縮んだりする肺の弾性によって行われます。風船のように膨らんだ肺胞では、壁が非常に薄くなるため、呼吸をするのに十分な弾性がなくなります。

〇 こうした状態では、強い呼吸困難を感じます。

慢性閉塞性肺疾患は、苦しいだけでなく、酸素と二酸化炭素の交換ができなくなるので、血液循環にも大きなダメージとなります。



  


Posted by 藤五朗 at 17:23Comments(0)血管

2013年06月27日

「脂質異常症(高脂血症)」

毎年のことですが、梅雨時のウォーキングは間が空くことが多く、次に歩くときの朝がなかなか起きれませんアウチ

それでも、歩いた後のシャワーの気持ちの良さが、目覚めさせてくれるようです。

脂質異常症(高脂血症)    コレステロール値と血圧

脂質異常症で問題になる脂質は、コレステロールと中性脂肪です。

問題となるケースには、次の3つのパターンがあります。

① コレステロール値も血圧も高い

   文句なしに、医師の指示どおりの治療を開始すべきです。

② コレステロール値は高いが血圧は低い

   これは経過観察で、主治医とよく相談しましょう。もちろん、高コレステロール血症だけの治療もあります。

③ コレステロール値は低いが血圧が高い

   血圧が高すぎる人は、高血圧治療が必要です。血圧が中程度の場合は経過観察で、その後は主治医との相談で決めましょう。

つまり、コレステロールと血圧はワンセットなのです。

いずれも、医師との関わりは外せないのです。

〇 脂質異常症を解決するには、体重を減らすことも大切です。体重を1Kg減らすだけで、コレステロール値はずいぶんと変わってきます。

〇 食生活も見直す必要があります。コレステロール値を下げる食品を中心にしましょう。

ピカッコレステロール値を下げる食品

  大豆製品、野菜、果物、海藻類、背の青い魚、植物油など

  


Posted by 藤五朗 at 18:19Comments(0)血管

2013年06月26日

「糖尿病」と「高血圧」

やっと晴れ間が、顔を覗かせましたねエヘッ
ウォーキングも3日間休んでいますわー明日は、何とか歩けるでしょうグッ

糖尿病     血液循環のすべてにダメージをおよぼします  

糖尿病になると、その障害は全身に及びます。何の病気にかかっても、何の手術をしても、その経過に関して、糖尿病の有無が絡んできます。

それは、糖尿病が血管を硬くし、動脈硬化状態になるからです。

糖尿病は、血液循環のすべてに負の影響を与えるのです。

〇 糖尿病の予防は、1に運動、2に食生活です。また、治療も同じです。

〇 更に、毎日体重を量り、適正な体重を維持することです。

〇 そして、定期的な健康診断により、自分自身の現状を理解しておくことも大切です。

糖尿病の3大合併症

糖尿病を発症して、血糖コントロールをしないと10年~15年で合併症を発症します。

糖尿病性神経障害→手足のしびれ、けがや痛みに気付かない、筋肉の委縮、自律神経傷害など

糖尿病性網膜症→視力が弱まり、失明することも。白内障になる人も多い。

糖尿病性腎症→尿をつくることができなくなり、人工透析に

高血圧     心臓ポンプが悲鳴を上げる。 

血管は加齢とともに硬くなっていきます。

やがて動脈硬化の症状が現れると、死蔵ポンプがしゃかりきに働いても、血管が硬くなっているため、酸素や栄養分が組織や臓器、器官にまで届きにくくなります。

血液循環の働きが鈍ってきた結果です。

では、どうすればいいでしょうか?

心臓ポンプの働きを強くするしかありません。

その結果、血管内の圧力も高くなります。これが「高血圧」です。

高血圧対策の第1は、減塩です。

〇 塩分が多くなりすぎると、身体は塩分濃度を薄めようとして血管内に水分を取り込むため血液量が増えます。

〇 そのため、血管内の圧力が高くなり、高血圧となるのです。

〇 そこで、減塩食を主体とした食事に切り替えます。

〇 血液の塩分濃度が低くなれば、水分を取り込む必要がなくなり、血液量が減って、血管内の圧力も下がります。
   
  当然血圧は正常に復帰します。

対策の第2は、循環機能を高めることです。

〇 もっとも簡単で効果的な方法は、運動です。

〇 ソフトで継続できるものが最適です。ウォーキングや、日常の小動きを強化するといいでしょう。

〇 運動量が増えると、とくに末梢の小血管が拡張傾向となり、心臓ポンプの圧力は下がります。

〇 また、ソフトな運動を継続することで、筋肉のミルキング作用が効果的に働いて、循環がよりスムーズになりますから、心臓ポンプは大圧力で押し出さなくてもよくなるのです。

血圧の標準値

収縮期血圧(最高血圧) → 120mmHg未満

拡張期血圧(最低血圧) →  90mmHg未満

高齢者の場合は・・・

収縮期血圧 → 140mmHg未満

拡張期血圧 →  90mmHg未満

  


Posted by 藤五朗 at 17:30Comments(0)血管

2013年06月25日

心臓病と脳梗塞

私の友人で最近「脳梗塞」で倒れた友人が2名ほどいます。

二人とも、若い頃は、スポーツをやっていて、元気そうだったのですが突然やってきたようです。

今は、幸いにも二人とも元気ですが、日々しっかり運動していないとダメですね・・・

それと、食生活を規則正しく、栄養のバランスを考えなければ体の中は見えませんからねアウチ

心臓病     便利な循環システムが裏目に・・・

心臓は血管の一部が膨らんだもので、働く臓器です。
働くからには、燃料が必要です。
その燃料は、心臓から出る冠状動脈という血管で支えられいぇいます。

〇 冠状動脈は、心臓の壁(心筋)に栄養分を運び、その栄養分で心臓の壁は働いているのです。

〇 冠状動脈は、心臓が近いため、栄養も酸素も豊富です。

しかし、大きな問題があります。

〇 心臓から出た動脈は、細く枝分かれして毛細血管につながり、さらに静脈へとつながって、合流しながら心臓に戻りますが・・・

〇 冠状動脈には吻合を持たない動脈、簡単には助っ人を頼めない終動脈が多いのです。

〇 そのため、1本の動脈が詰まると、そこから先へは血液が流れなくなり、細胞は次々と壊死します。

これが、心筋梗塞です。

心臓の働きは鼓動です。

鼓動が止まれば、循環が止まり、生命活動も止まります。

〇 この大仕事をこなすには、豊富な酸素と栄養分が欠かせません。

〇 そのため、ややこしい毛細血管を通さない終動脈システムは便利でもあるのです。

〇 心筋梗塞は、その便利さが裏目に出たともいえます。

ところで、心筋梗塞や狭心症と非常によく似た病気に心臓神経症があります。

〇 心筋梗塞や狭心症の場合、胸の中央に拳を当てて、苦痛を訴えます。

〇 心臓神経症の場合、左乳の下あたりに指を当てて苦痛を訴えます。

心臓神経症は、死ぬほど苦しんでも死亡するケースは、ほとんどありません。

狭心症や心筋梗塞の原因は、血液循環にあります。強い血管で循環さえ元気なら心臓も私たちも元気です。

脳梗塞     「話せない」「動かない」がそろったら要注意!

脳梗塞は、日本人の死亡原因の中でも上位を占める疾患です。

後遺症が残りやすく、介護や福祉の面でも大きな課題を伴っています。

脳梗塞の別名は、「脳軟化症」です。

〇 脳循環の血管が詰まると、その先の組織は酸欠と栄養失調になり、壊死が起こります。脳細胞が溶けてしまうのです。

〇 脳循環が完璧でなくてもスムーズでさえあれば、脳梗塞を発症することはないのです。

〇 脳梗塞を発症する糸口となるのは、同じ循環不良によって起きる「高血圧」です。

〇 かつての日本人は、塩分の摂りすぎで高血圧の人が多かったのですが、最近は食生活の欧米化のためか、脳梗塞が大幅に増えているようです。

脳出血と脳梗塞

脳出血→日中、活動しているときに発症することが多い。

脳梗塞→気が付かないうちに起こることが多い。

〇 脳梗塞は、前触れが現れることが多いのも特徴です。

〇 一過性脳虚血発作といって、脳内の小動脈が一時的に詰まった状態で、めまいや一時的な片側の上下肢の運動障害が現れます。

  数分から、長くて24時間続くこともあります。

〇 これが、前触れで、その後に本物がくる可能性が非常に高いようです。

脳虚血症状が発生したら、ただちに医師の指示に従うべきです。

脳梗塞でも脳出血でも、症状には重い・軽いがあり、「話せるか」「手が動くか」「足が動くか」の3つのポイントです。

名前もはっきり言えない、左右のどちらかの手足が動かない、または動かしにくいといった「話せない」「動かない」が揃えば重症と考えられます。







  


Posted by 藤五朗 at 17:24Comments(0)血管

2013年06月24日

血液循環とガン

先日、私の友人からガンのになったとの告白を受けました。
私自身も、胃ガンを患った身ですので、十分話を聞いたつもりですが、本人の心理状態は不安がいっぱいで尋常ではない様子を見せながらも、頑張っている様子に、自分の無力さを感じました。

ガン     戦いは初戦が決めて

ガンは、正常細胞が異常増殖することから始まるようです。

正常細胞の司令塔はDNAです。このDNAが何らかの傷を受ける、例えばウィルスに侵されたりすると、指令の内容が狂ってしまうことがあります。

〇 最初に受けた指令を受けた段階でその細胞を消せれば、ガンが発生することはありません。

〇 ここで大活躍をするのが血液循環であり、循環によって運ばれる白血球がもたらす免疫力です。

〇 白血球の中のリンパ球に含まれるキラーT細胞やNK細胞は、全身を駆け巡り、増殖を始めたガン細胞を見つけては、片っ端から殲滅していきます。

〇 しかし、少しでも循環が弱まると、キラーT細胞やNK細胞の威力が弱くなりガン細胞に勝てなくなります。

〇 キラーT細胞やNK細胞を打ち破った、ガン細胞は異常増殖を続け、ついにはガン腫となって私たちの生命を脅かすのです。

つまり、強い血管で血液循環さえ順調なら、元気いっぱいのキラーT細胞やNK細胞が、ガン細胞を打ち負かし、健康を維持することができるのです。

勝負は初戦にあり。循環を調えて、キラーT細胞やNK細胞を応援しましょう。

ガンは、ガン腫に成長をした後も「血管によって成長し、血管によって死滅する」といわれるそうです。

ガンが大きく育つためには、普通以上の栄養分が必要であり、それは豊富な血液によってもたらされるからです。

〇 ほかに行くべき栄養分を横取りすることもあります。

〇 そのため、ガンが進行すると、栄養失調によって全身が衰弱し、精神を消耗する状態に陥ることがあります。→これが「悪液質」と呼ばれる病態です。

しかし、人間には、「悪液質」と戦う力があります。それが「食欲」です。

すなわち、食べることで栄養分が補給され、戦う力が漲るのです。

〇 ただ、いくら食欲を高めても、その栄養分が組織に届かなければ、空振りに終わります。

〇 栄養分を組織に届けるものこそ、血液と血管であり、血液循環なのです。

〇 ガンを発病すると、多くの人が体力の消耗を恐れて安静を保とうとします。

〇 もちろん、無駄に体力を消耗することは避けなければなりませんが、だからといって、安静にしているだけではいけないようです。

〇 安静にしていると、筋肉が動かなくなり、筋肉が動かなくなると血液循環量が確実に減ってしまうのです。

〇 血液循環量が減れば、栄養分も届かず、老廃物の除去も出来なくなります。  


Posted by 藤五朗 at 17:21Comments(0)血管

2013年06月22日

「話す力」と「眠る力」

今回の記事で300回目です。クラッカーパチパチ

健康に関すること、身の回りの出来事など、投稿してきました。

これからも、私が関心を持ったこと、知らないことなどですが、出来るだけ続けていこうと思います。

話す力     楽しくおしゃべりして健康になる

活発におしゃべりを1時間ほど続けると、体温の上昇が見られるようです。それだけ体内の代謝が盛んになり、健康度合いが増していることを意味するようです。

〇 話すことで血液循環が活発になると、それだけ多くのエネルギーを消耗します。

〇 「しゃべり疲れ」という現象が起こります。エネルギーの補給をしながらおしゃべりをしましょう。

眠る力     昼間の活動が夜の熟睡をもたらします

人間の1日は、山と谷の関係にあります。昼間は、仕事の時間帯ですから山に相当します。
夜は、休息の時間帯ですから谷に相当します。
昼間の山が高いほど、夜の谷は深くなります。

つまり、昼間よく働けば、夜は熟睡できるということです。

〇 睡眠中は循環系も休息しますが、完全に休んでいるわけではありません。心臓も筋肉も血管も、次の活動に向けて準備をしているのです。

〇 睡眠時間が足りていないと、血液循環の働きが悪くなります。

  また、最近の研究では、不眠(睡眠不足)は、うつや認知症の遠因になると言われています。

とくに、中高年者は、質のいい睡眠を充分にとるように心がけましょう。

熟睡するための条件

① 定刻起床→定刻起床になれば、定刻入床が自然に決まる。

② 朝食を必ず摂る→朝食は、朝の睡眠状態から昼間の覚醒状態への移行を促進。

③ 朝の儀式を必ず実行→窓やカーテンを開けて、太陽光線を室内に入れる。「おはよう」の挨拶など。

④ 熟睡は働き者のご褒美、不眠は怠け者の罰。昼間の緊張を高くする。

⑤ 昼寝は、15~20分程度で終了させる。

⑥ 体温が上昇する行為、行動(食事、運動、興奮、入浴)は就寝1時間前に終える。

⑦ 午後3時ごろのコーヒーブレイクには、必ず糖質を加える→減少した脳内糖分を補給。

⑧ 寝酒の禁止→アルコールを摂取すると正常な眠りの波ができない。

⑨ 寝室の環境づくりには空調機器を使う→適度な湿度と温度ならクーラーの害なし。

⑩ 夜の儀式を必ず実行→カーテンを閉める、照明を消す、テレビ・ラジオを消す。「おやすみ」の挨拶など。

⑪ 途中で目が覚め、再度眠れなかった時には、潔く起きる。→テレビを見たり本を読んだりして、眠たくなったところで眠る。床の中での覚醒は禁止(不安感が増加する)

⑫ 2~3日の徹夜、不眠は不健康にあらず。→徹夜を恐れない、眠れないことを恐れない

ということのようです。

  


Posted by 藤五朗 at 16:17Comments(0)血管

2013年06月21日

「歩く力」と「握る力」それに「噛む力」

台風4号が、温帯低気圧に変わりましたねグッ

このあたりも、大きな影響がなくて一安心です。まだ、油断はできないものの、ホッとしています。

そして、今日は「夏至」です。あいにくの雨で昼間の時間の長さを長く感じることはできませんねエヘッ

大阪に住んでいたころは、この「夏至」には、たこを良く食べたものです。

歩く力

歩くことは、動物の基本的な移動方法です。
人間は、二本の足で歩けるようになったことで、地上の王者への道が開けたと言われています。

〇 高齢者は、歩くのはもちろん、立つことも不安定になります。

〇 それは、お尻の筋肉が衰えるからです。筋肉と脂肪の塊であるお尻が歩行に安定をもたらし、長歩きが可能になったのです。

歩くことは、日々の生活における基本行動だけでなく、血液循環機能向上にも大きく関わっています。

下肢は体の中でも、もっとも多くの血液が貯蔵されている巨大な筋肉群で、この筋肉群が動くたびに、大量の血液が循環されるからです。

つまり、歩くことは巨大な筋肉群である下肢を動かすことであり、血液循環機能の向上につながるのです。

ピカッ高血圧によって高齢者の歩行速度が急激に低下したそうです。その高血圧高齢者に速く歩く訓練をしたところ、高血圧症状の改善を見たそうです。

握る力

前腕には、指先や足先などに多く見られる、動静脈吻合という特殊な循環ルートがあります。

〇 動脈と静脈が毛細血管を経由せずに、直接結びついているのです。

〇 毛細血管を経由しないのは、時間を節約するためです。

〇 栄養分の補給や老廃物の除去を多少無視しても、温かい血液を届け、その温度で筋肉群の働きを活発にさせようとするのです。

腕の動きが悪くなり、拳を握るという「はずみ」が失われると、筋肉は力を出すことができなくなります。

逆に、握る力がしっかりしていると、腕にある動静脈吻合が働いて、その力が全身の及びます。

噛む力

例えば、重い物を持ち上げるようなとき、私たちは奥歯を噛みしめます。

一般的には、その人の体重と同じくらいの力だと言われています。

日常生活でものを食べるときには、体重の1/2~1/4くらいの力で咀嚼していると言われています。

〇 食べるという行為は、血液という運搬トラックに乗せるべき栄養を補給するだけではありません。

〇 噛むことによって、全身の血液循環を活性化する効果もあるのです。

〇 噛む力が増加すると、まず、脳の血液循環が高まります。

〇 咀嚼力が弱まると、認知症の発症率が高まり、その症状が悪化するとういう報告もあります。

ピカッですから、歯を大切にしなければ、咀嚼力が落ち血液循環が悪くなり、いろいろな症状が出てくるのです。

ピカッまた、ガムを噛むことで集中力や作業記憶能力が高まることが証明れているようです。

毎回の食事でも、さまざまな固さの食材をしっかり咀嚼することで、血液循環を活性化させ認知症などの症状が出ないようにしましょう。





  


Posted by 藤五朗 at 14:18Comments(0)血管

2013年06月20日

立つ力

台風4号が心配ですねわー
この近辺は今のところ、雨も多くないのでこのままの状態で頑張って何事もなく、通り過ぎて欲しいものです。

今日から、「6つの力」を具体的に勉強します。

立つ力

循環機能の向上には、いろんな力が働いていますが、なかでも筋肉の動きが大きく関わっています

いくら心臓が頑張っても筋肉の助けがなければ、循環機能は低下します。筋肉の動きは、それほど大切なのです。

これは、「立つ」ことにおいても同じです。直立した姿勢をとるには、じつに多くの筋肉が必要なのです。

① まず、両下肢の筋肉が強く働きます。

② 次に、腹筋と背筋が前後から胴体を挟み込んで支えます。

③ さらに、首の位置を安定させる頸部筋群も働きます。

つまり、ほぼ全身の筋肉が、立つために働いているのです。

良い立ち方・・・

〇 つま先立ちで背伸びをした状態から、かかとを下します。(体重はややつま先に残っている状態)。

〇 このようにして立つと、骨盤が自然に前傾し、S字状の背骨がきれいに乗るようになります。

悪い立ち方・・・

〇 重心がカカトに寄っていて、身体が後傾し、バランスをとるためのあごが前に出ている状態です。

電話で話しているときも、待ち合わせで立っているときも、良い立ち方を意識して楽しく立つようにしましょう。

これだけで、カロリーの消費量が2倍向上すると言われています。

しかし、残念なことに、最近は老いも若きも姿勢が悪くなりしっかり立てる人が減ってきています。

要は、しっかり立とう、と意識することです

血液循環を促進するためにも、大地をしっかり踏みしめて立つ意識を持ちましょう。  


Posted by 藤五朗 at 15:33Comments(0)血管

2013年06月19日

血液循環健康法

台風4号が接近していますねガーン

雨は、必要ですが台風は勘弁願いたいものですアウチ

血液循環機能を高める6つの力

血液循環を促進し、強い血管をつくるためには、運動が絶対に必要です。

その理由は・・・

1. 人間が動物であり、動物は「動く物」として生まれてきているからです。
  
  
人間の体は、主に骨と筋肉と血管でつくられています。循環機能を高めるのは筋肉ですから、その筋肉が動かなければ循環が行われなくなるのは当然です。

  人間に限らず動物は、細胞の単位に至るまで、栄養分を取得して排泄するという行動をとっています。
  これを支えているのが循環ですから、循環機能が落ちるということは、健康維持が難しくなるということです。

2. 私たち人間は動くことによって進化してきたからです。

人間は・・・

① 立つ力、 ② 歩く力、 ③ 握る力、 ④ 噛む力、 ⑤ 話す力、 ⑥ 眠る力

   という6つの力を活用して進化を続けてきました。

   ところが、進化を生み出したはずの6つの力が、加齢とともに、失われる力として私たちの前に立ちはだかってくるのです。

   6つの力のうち、①~⑤は直接的な運動ですし、⑥の「眠る力」は運動を補佐する力です。いずれも血管の強化、血液循環と深く関わっています。

つまり、老化によって失われた6つの力を取り戻すことができれば、循環機能は確実に高まり、血管が強くなり、健康維持ができ、若返りすら可能になるのです。


     


Posted by 藤五朗 at 11:02Comments(0)血管

2013年06月18日

血液循環に欠かせない・・・

15日の土曜日に中学校の同窓会がありました。
皆、顔や頭が変わり、一瞬誰かわからない旧友も、名札と顔を見てジッと見比べると幼いころの面影が見えるようになったりしました。

すると、直ぐに少年、少女にもどり一気に時代をさかのぼっていく光景があちらこちらで見られました。

そして、必ず話題に上るのが、健康の話です。エヘッ

今日は・・・

血液循環に欠かせない4つの器官 です。

私たちの身体の構造は、血液循環の視点で見ると、3つの内臓器官(呼吸器、消化器、泌尿器)と総司令部(脳)に分けることができます。

呼吸器→体を動かす燃料を燃焼させるには酸素が必要です。その酸素は、呼吸器から取り込みます。

消化器→燃料にあたる炭水化物やたんぱく質、脂肪などの栄養分は消化器から取り込みます。

つまり、呼吸器と消化器は、燃料を取り込んで燃焼させる窓口です。

この2つの機能が低下すると、燃料不足となって健康を維持することができなくなります。

泌尿器→燃料には燃えカスがつきものです。残念ながら、この燃えカスだけはどうしても体内で処理できないため、体外に捨てなくてはなりません。
それが、排尿というかたちでおこなわれるのです。

〇 この3つの内臓機能ががしっかりと働いてくれれば、肉体を健康に保つことは可能です。

〇 つまり、ただ生きることだけは可能と言うことです。

しかし、人間は、ただ生きるだけでなく、上手に生きる必要があります。そのためには脳の働きが不可欠です。

脳(総司令部)→脳は大食いの器官です。その仕事は多岐にわたっているため、それだけ多くのエネルギーを必要とするのでしょう。

その大量のエネルギーはどこから来るかといえば、血液循環で補給されます。

呼吸器、消化器、泌尿器がしっかり働いてこそ脳も健全に働けるのです。

記憶力の低下に悩む人は、脳トレより先に、血液循環の原点に戻って、呼吸器、消化器、泌尿器の状態に気を配って下さ。

記憶力の低下は循環不良から生じる

私たちの記憶力は、20歳後半を頂点として、その後は徐々に低下しはじめ、90歳を超えると、5歳の幼児にも劣る記憶力量となってしまいます。

〇 低下する記憶力カーブとほぼ同じように低下するカーブが、脳内の血液循環カーブです。

〇 脳のエネルギー源として欠かせないのが、酸素とブドウ糖です。

〇 脳は、酸欠にきわめて弱い器官です。わずか3分間、酸素が絶たれるだけで、脳に回復不能の損傷が残ると言われています。

〇 脳は、好き嫌いが非常にはっきりとしている器官でもあります。脳のエネルギー源であるブドウ糖以外は全く受け付けません

〇 この酸素とブドウ糖という重要な要素が、血液循環によって脳内に運び入れられている訳です。

  血液循環が悪くなると、たちまちこれらの重要な要素が不足します。

〇 酸素とブドウ糖が不足すれば記憶力が低下し、生きる意欲も失います。

つまり、記憶力の良し悪しは、血液循環の良し悪しによるのです。

もし、あなたが記憶力の低下を嘆いているのなら、血液循環が悪くなっていないか確認してください。

▼ 規則正しく3度の食事をとる

▼ よく咀嚼して食べる

この2点を確認し、改善するだけでも、血液循環は格段にアップします。  


Posted by 藤五朗 at 14:17Comments(0)血管

2013年06月14日

血液循環は何のため・・・

元気に動けるのは血液循環のおかげ

血液循環で最も重要なことは・・・

① 血管の中を流れる血液が全身の組織に酸素と栄養分を送り届ける。

② 二酸化炭素などの不要物や老廃物を回収してくる。

静脈血は肺で新鮮な血液になる

 動脈血 → 酸素や栄養分をいっぱい含んでいる。

 静脈血 → 酸素や栄養分を放出し、二酸化炭素や老廃物を運ぶ。

〇 静脈血は、肺に到達すると、二酸化炭素を放出して酸素を受け取り、新鮮な血液となって心臓に戻ります。

〇 その後、酸素や栄養分を取り込んだ動脈血として全身の組織に向かいます。

〇 肝臓に立ち寄って毒生物を中和したりします。

〇 更に、最終駅である腎臓に達して、中和も不能な燃えカス(老廃物)を体外に排出したりします。

強い心臓ポンプと適度な運動

全身を1周するのに最短で約20秒と言われる血液循環には「心臓ポンプ」の働きが欠かせません。

人間の体の中にある血管を全部つなぐと、およそ地球2回り半のなると言われています。

ふくらはぎのミルキング作用

〇 「心臓ポンプ」だけでは、血液循環はできません。ふくらはぎの筋肉の助けが必要になります。

〇 ふくらはぎは「ミルキング作用」といって、血管をしごくような動きをします。

〇 これと、「心臓ポンプ」が一体になると、循環効果がさらに上がります。

血液循環不良の軽い症状・・・

血液循環がよくない症状として、とくに顕著に見られるものですが、あまりにもおなじみ過ぎて、発見が遅くなることがあります。

〇 こり、冷え症、のぼせ、だるさ、不眠、頭痛、頭重・・・ などです。

このほか、生活習慣病も循環不良の仲間です。

〇 高血圧、低血圧、動脈硬化、肝臓疾患、腎臓疾患、さらにガンや認知症、ハゲも含まれます。

ですから、こういった症状を軽視しないことが大切です。

〇 まず、身体を動かしましょう。

〇 ウォーキングなどの運動が最適ですが、家庭内の小動きでも十分です。

〇 通勤時にチョットだけ早く歩いてみる。エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使うなど。

とにかく、身体を動かすことです。それでも、症状が消えない場合は、速やかに受診して真の原因を調べてください。

  


Posted by 藤五朗 at 16:31Comments(0)血管

2013年06月13日

血管内の傷

今日もいい天気です。気温もドンドン上昇しています。
昨日は、33℃を超えてしまいました。今日も予報では30℃超えですねげんなり

雨が不足すると、野菜類の高騰が気になりますねわー

血管内のカサブタ

血栓とは、カサブタの一種です。
すり傷ができると、先ず出血をします、その出血が止まると薄い膜のようなカサブタができます。
傷が治れば、カサブタはとれてしまいます。

同じようなことが、血管内でも起こっているのです。

血管内は、次のようなことで傷つき出血してしまいます。

〇 脂質異常症(高脂血症)、高血圧、肥満、糖尿病などの生活習慣病、喫煙、脱水症などです。

〇 血管の枝分かれ部分に起きる血流の渦巻き。

〇 ドロドロ血液

血管内が出血すると、止血担当の血小板が駆けつけますが、やたら多い量で止血をします。これが、血栓になるのです。

消えるはずの血栓が消えない恐怖

〇 血栓の役目は、止血です。血管内の傷が治れば、普通血栓は消えます。これを「線溶作用」といいます。

〇 ところが、その線溶作用が働かないことがあるのです。血栓がドンドン大きくなって血管をふさいでしまうと、そこから先の組織に酸素も栄養分も届かなくなります。

  こうした状態を「血栓症」といいます。

〇 この血栓が、脳に飛ぶと「脳梗塞」、心臓なら「心筋梗塞」を発症します。

〇 認知症も脳内の小循環の血栓症だと言われています。

〇 もっと身近では、中高年の男性の恐怖の的であるハゲも毛根の循環障害であり、血栓症なのです。

なぜ血管の中に傷ができるのか?

〇 血管内の血流は、すべて同じではありません。血液には粘り気があるため、血管の壁に近いところの血流は遅く、真ん中あたりの血流は速いという具合に、血流の速さに差が生じます。

〇 もっと大きな問題は、血管の中央を流れる血液が、血管の壁に沿って流れる血液を引っ張って行こうとしてしまうことです。

〇 血管内面の内皮細胞の壁は非常に滑らかですが、細胞が並んでいて、わずかに凹凸しています。

〇 この凹凸に粘り気のある血液が引っ掛かり、内皮細胞に剥がれ現象が生じて傷ができるのです。

動脈硬化

動脈硬化とは、文字通り、「動脈が固くなる症状」です。

〇 動脈などの血管は、残念ながら、どうしても加齢とともに硬くなります。

  コレステロールのような脂質や、カルシウムのような石灰分が血管の壁に溜まるからです。

〇 そして、血管の内径が狭くなります。

〇 そうすると、当然のことながら、血行が不十分になります。

〇 血行が不十分になると、栄養分も届かなくなるし、老廃物の排除も難しくなります。

つまり、循環能力が低下することが、動脈硬化の最大の難点なのです。

循環能力が低下し、さらにその先に待ち構えている血行不良が問題なのです。

何でもなお症状が突然牙をむく

循環能力の低下は、私たちの体の中で、深く静かに潜行します。症状が現れにくいため、なかなか気づきません。

肩こりや冷え症、むくみなど、ある日突然牙をむくことがあるのです。





  


Posted by 藤五朗 at 16:35Comments(0)血管

2013年06月12日

毛細血管と血液循環

今日は日の出から、暑さがやって来て真夏並みの気温の上昇ですねげんなり
梅雨のど真ん中なのに、エアコンがフル回転です。

血管を強くするためには、その「血管」「血液循環」などを知る必要があると思います。そこで、少しこのことを勉強してみたいと思います。

3種類の血管

私たちの体には、動脈、静脈、毛細血管の3種類の血管があります。

〇 動脈は弾力のある円形をしています。

   手首や足首の脈所でドキンドキンと脈を感じるのも、弾力があるからです。

〇 静脈は押しつぶしたような楕円形をしています。

  静脈には、逆流防止の弁がついています。静脈瘤はこの弁が機能不全になることで起こります。

〇 毛細血管は網の目状になっています。

   かなり薄い血管ですが、その数は非常に多く、おまけに血流の速度も大変速いのが特徴です。

   ちなみに、動脈、静脈、毛細血管を質量で比較すると、動脈を1としたら、静脈は2、毛細血管は600~800にもなります。

ピカッ血液循環のほとんどを毛細血管が支配しているのです。

血液循環

血液循環とは、心臓 → 動脈 → 毛細血管 → 静脈 → 心臓 という経路で流れる血流のことです。

血液循環の最大の目的

〇 栄養分の補給

〇 老廃物の除去

毛細血管は内皮細胞が1層という構造です。その内皮細胞の隙間から栄養分が流れ出て、リンパ液に溶けて各組織に届くのです。

逆に、老廃物を除去する場合は、リンパ液に溶けた老廃物が、内皮細胞の隙間から吸い込まれるようにして毛細血管の中に入ります。

このように、吐き出したり、吸い込んだりするために、毛細血管の壁は非常に薄くできているのです。

リンパ液

毛細血管と細胞の間を取り持っているのがリンパ液です。

成分→血管の外へにじみ出た血液中の血漿(けっしょう=液体成分)やたんぱく質などのことです。

リンパ液の働き

〇 古くなった細胞や不要となった老廃物をリンパ管を通して運び出すこと。

〇 リンパ液に含まれるリンパ球が免疫作用で活躍する。

ピカッリンパ液は、リンパ管を通って全身をめぐります。これを「リンパ管系」と言います。

リンパ管系には、心臓のようなポンプがなく、呼吸や大動脈の拍動、筋肉運動、腸の蠕動運動などによって、緩やかな流れの力を得ています。

ピカッこの「血液系」「リンパ系」の循環が全身の健康を司っています。



  


Posted by 藤五朗 at 15:18Comments(0)血管

2013年06月11日

血管を強く

前回まで、いろいろな食材が持つ栄養素が体内でどのような働きをするか勉強しました。

その栄養分や酸素を体の各部に運んだり、老廃物を回収したりするのが「血液」です。
その通り道が「血管」です。「血管」は私たちの「命綱」といえます。

そして、その血液循環を行っている血管のほとんどは、「毛細血管」だということです。

血管は、加齢とともに老化します。
老化してボロボロになった血管は、破れたり詰まりやすくなったりします。そういう状態の血管では血液循環がスムーズにいかなくなります。

詰まらない、破れない、強い血管をつくるポイントは、毛細血管まで十分に血液が巡るような習慣を取り入れることです。

血液循環チェック
あてはまる項目にチェックしてください。

〇 顔色が悪い                     〇 ほっぺたが赤い

〇 爪がくすんだピンク色               〇 爪が青白い

〇 髪の毛を押さえると跳ね返す力がない     〇 手足が冷える

〇 いつも肩がこっている               〇 冬の寒さで指が白くなる

〇 「姿勢が悪い」といわれる             〇 血圧が高い

〇 血圧が低い                      〇 疲れやすい

〇 午後になると足がむくむ               〇 足だけでなく顔もむくむ

〇 握った手を開いた時掌になかなか赤身が戻らない

〇 運動痛がはげしい                  〇目が疲れる、ショボショボする

〇 記憶力が悪くなった

1つも当てはまらなかったら→ 合格

1つでも当てはまったら→血液循環不良です

顔色 
顔の皮膚のすぐ下には、多くの血管が走っており、循環機能が低下すると、すぐ顔色に表れます。
頬がきれいなピンク色ならOK。青色や蒼白なら循環不良です。ほっぺたが真っ赤なのも、充血とみなされて不合格です。

爪の色 
爪は透明な部分が多いので、循環機能の度合いが分かります。
きれいなピンク色ならOK。青白かったり、くすんだピンク色だったりするのは循環不良です。

髪の毛 
髪の毛の勢いで、毛根への循環量が豊富かどうかがすぐにわかります。
髪の毛を押さえてわずかでも跳ね返すような勢いがあればOK。跳ね返す力がなく髪の毛のすぐ下に頭骨を感じるならば循環不良。

冷え症
手足の冷えは循環不良の現れですが、冷え症にはニセモノとホンモノがあります。
自他ともに冷えを感じるならば、ホンモノの冷え症で循環不良。
自分は冷たく感じるが、他の人が触ると冷たいと感じないのはニセの冷え症で、心因性のものであり循環とは無関係です。

肩こり
仕事をしていてこるならばOK。特に仕事をしたわけでもないのに、いつも肩がこっているのは、血液循環が悪くなって、筋肉が栄養失調状態に陥っているため。  


Posted by 藤五朗 at 14:48Comments(0)血管